「問題」をどう考えるか?

経営のはなし

おはようございます、beataです。

今日は、私たちがつい目を背けたくなる、〝問題〟について、一緒に深めていきましょう。

経営において、売上は増えているのにお金が残らない、あるいは、売れば売るほど忙しくなるといったお悩みは、決して珍しいものではありません。

本来、問題というものは、直視すること自体に、大きなストレスがかかるものです。

解決するには、とてつもない労力が必要だと感じてしまうからこそ、私たちは無意識に、そこから目を逸らそうとしてしまいます。

しかし、問題をそのまま放置してしまうと、それは静かに、次の新たな問題を呼び起こしてしまうのです。

たとえば、売上の伸びが鈍化してきたときに、〝新規客を増やす〟ことだけに注力していると、どうなるでしょうか。

効率的に集客するために価格を下げ、広告費をかければ、どうしても利益は削られていってしまいます。

その結果、売上が増えても忙しさだけが加速し、遅くまで仕事をしなければならず、やがては社員の離職率が高まるという、別の大きな問題へと、姿を変えていくのです。

利益が少ないために、仕事量に見合う給料を支払えないという現実が、会社が成長していくための力を、奪ってしまいます。

ここで、少しだけ視点を変える、透明なレンズをかけてみましょう。

問題とは、私たちを苦しめるために起きているのではなく、「今のやり方が、本来のリズムから外れているよ」というメッセージなのかもしれません。

客数をひたすら増やすのではなく、1顧客あたりの単価を高めるという道を選べば、仕事量を大きく変えずに、利益を生み出すことができます。

それは、単価アップが利益に直結し、給与にも反映しやすくなるだけでなく、自分たちが提供している価値を、もう一度、正しく認め直すという行為でもあります。

〝問題だと思っていたことは、視点を変えれば、新しい豊かさへの扉になる〟のです。

今、あなたの会社が直面している問題、あるいはお客様が直面している問題は何でしょうか。

今日、ほんの少しの時間でもいいので、静かな場所で、その問題の奥にある声に耳を澄ませてみてください。

その問題をきちんと解決するための行動に、経営資源を注ぐことで、絡まっていた糸は、必ずほどけていきます。

勇気を出して見つめた静寂のあとに、新しい光は差し込んできます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました