おはようございます、beataです。
最近、朝の空気が澄んでいて、少しだけ光のやわらかさを感じる季節になりましたね。
日々の業務に追われる中でも、ふとした瞬間に四季の移ろいを感じていただけていたら嬉しいです。
今日は「経営者の決断と、そのためのエネルギー」について、少し深めていきましょう。
ところで、みなさんは「大切な決断」を何時ごろに行っていますか?
この前、たまたま朝のコンビニに寄った時のことです。
棚には色鮮やかなお酒がずらりと並んでいました。
けれど、朝の静けさの中でそれを見ても、「今すぐ飲みたい」とは思いませんよね。
なぜなら、私たちの脳と心(心身のエネルギー)が、最も満たされて静まっている時間だからです。
手っ取り早く刺激やエネルギー補給を求めなくても、自分を正しく保てる自制心(じせいしん)が働いています。
人は本来、疲れてエネルギーが減ってくると、少し「愚かな選択」をしてしまう生き物です。
例えば、10回くじ引きをする場面を想像してみてください。
「10回毎回10万円もらう」か、「10回のうち1回が110万円もらえるが、9回は0円」か。
多くの人は、失う怖さから確実な「10万円」を選びます。
しかし、これが「毎回10万円を払う」か、「1回だけ110万円払い、9回は0円」となったらどうでしょう。
なぜか人は損を避けるためにギャンブルに賭けたくなり、1回だけ払うリスクを選びたくなってしまうのです。
感情に揺さぶられ、全体として損をする選択をしてしまう。
市場で大損をしてしまうトレーダーの心理も、本質的にはこのメカニズムにあります。
経営者として働くということは、常に抽象度の高い、答えのない問いと向き合い続けることです。
考えを巡らせ、会社や従業員さんの未来を左右する方針を『決断』する。
それこそが社長にしかできない仕事であり、会社を守り育てるための本質的な役割ではないでしょうか。
そして、その感情のブレや愚かな選択を抑え込むために必要なのが、「エネルギーの高い状態」を保つことです。
人は誰しも、夕方や夜になると1日の決断疲れでエネルギーが枯渇していきます。
エネルギーが下がった状態での決断は、知らず知らずのうちに恐怖や焦りに支配され、歪みが生まれてしまいます。
だからこそ、1日の中で最もエネルギーが充ち満ちている『朝』という時間に、大切な決断をするのです。
朝の静寂の中でなされた決断は、濁りがなく、ブレることがありません。
その澄んだ決断を従業員さんに示し、未来へ向かって実行してもらう。
『決断という名の舵取りは、心が最も澄みわたる朝に行うもの』
そう捉え直すだけで、日々の時間の使い方や、ご自身のコンディションに対する視点が少し変わってくるはずです。
明日の朝、まずは15分だけ静かな時間をつくり、今週一番大切な決断と向き合ってみませんか。
温かいお茶を一口飲んで、心が静まっているのを感じてからペンのインクを走らせるだけで十分です。
静けさの中で選ばれた一歩は、やがて大きな光となって会社を照らし出します。
今日も素晴らしい一日になりますように。

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