おはようございます、beataです。
最近、街を歩くと風の冷たさの中に、どこか新しい季節の兆しを感じるようになりましたね。
ところで、日頃の事業活動の中で、こんな疑問を感じたことはないでしょうか?
『ビジネスを展開するうえで、集客ばかりを意識するのは本当に正しいのだろうか』と。
よく「集客だけに頼ってはいけない」という話を聞くと、まるで新規の客を集めること自体が良くないことのように思えてしまうかもしれません。
しかし、決してそうではないのです。
集客して新しい出会いを増やすことも、その顧客と長く良い関係を築き、単価を上げていくことも、経営という営みには欠かせない大切な活動です。
重要なのは、これらの活動を常に頭の片隅に置き、具体的な一歩として行動へ落とし込んでいくことなのです。
この循環を生み出すために、まず自問してみてほしい問いがあります。
「自社には、〝集客商品〟と〝利益商品〟の2つがそろっているだろうか?」という問いです。
人の心が動くとき、そこには必ず、意識のグラデーションが存在しています。
集客商品とは、見知らぬ誰かとあなたを結ぶ「出会いの扉」であり、利益商品とは、その深い関係性を育み、価値を交換するための「結びつきの部屋」です。
多くのビジネスが伸び悩んでしまう理由は、この2つの役割を混同し、たった一つの商品にすべてを担わせようとしてしまう点にあります。
単一の商品だけで世界と向き合おうとすると、無理なセールスに頼るか、価値を削り削られる価格競争の波に呑み込まれてしまいます。
ビジネスの構造とは、人間の心の準備段階そのものなのです。
私たちが提供しているものは、単なる「物」や「サービス」という情報ではありません。
顧客が安心して次の扉を開くための「心理的なステップ」そのものなのです。
集客商品を手に取ることで、顧客の心の中にある警戒心が溶け、新しい視点が生まれます。
その体験を経て初めて、深い価値である利益商品を受け取る準備が整うのです。
もし利益商品しかないのであれば、入口となる優しい扉をつくること。
もし集客商品しかないのであれば、想いを深く届ける部屋を整えること。
業界の常識という眼鏡を一度外し、他業種の営みに目を向けてみてください。
そこには、人の心を自然にいざなうための、豊かなヒントが溢れています。
明日、自社のサービスを見渡すとき、こんな風に視点を変えてみてください。
「この商品は、顧客にとってどの段階の意識をひらく扉だろうか?」
まずはノートを広げ、自社の商品を「出会いのためのもの」と「深まるためのもの」の2つにそっと分類してみることから始めてみましょう。


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