AIに答えを求めることの危険性

経営のはなし

おはようございます、beataです 。

みなさんは日々のなかで、どのくらいAIを利用していますか?

私も最近は、使っていかないといけないという焦りもあり、よく分からないまま試しに使ってみたりしています 。

実際に使ってみると、調べ物などには本当に驚くほど便利ですよね 。

先日のニュースでも、AIが東大理三の受験生の最高得点を、50点以上も上回ったという話題が流れていました 。

純粋な知識だけで言えば、すでに我々よりも遥か上の存在になりつつあるのだと感じます 。

けれど、そんな優秀すぎるAIにも、経営者という立場から見ると、少し危険なところもあると思うのです 。

なぜなら、いまの段階のAIは、あくまで〝常識の範囲内〟でしか物事を考えられないからです 。

AIは、相対的に優位性の高いものを「答え」として導き出すため、複雑な人間の行動心理を理解することはできません 。

そう、私たち人間は、時として理屈に合わない馬鹿なことをしてしまう生き物なのです(笑) 。

たとえば、全く同じ商品を、同じ価格で売っていたとしましょう 。

 それでも、Aというお店は大きく儲かり、Bというお店は全然儲からない、ということがあり得ます 。

あるいは、同じ商品なのに、高く売っているAのお店が繁盛し、安く売っているBのお店が全く儲かっていないことだって起こり得るのです 。

人間は、計算通りの間違いないことだけを、絶対に行うわけではないからです 。

だからこそ、経営者がAIに向かって「売上を上げるにはどうしたらいい?」と尋ねても、ある程度の答えは返ってくるかもしれませんが、それは机上の空論に近いものになってしまうのでしょう 。

おおまかなプランは人間の心で描き、その詳細な部分をAIに任せるのが理想的です 。

ただ、ひとりで考え悩んでいても、そのプラン自体が自分の殻から抜け出せず、あまり新たな気づきには結びつきません 。

そんな時こそ、他の誰かに自分の考えを聞いてみてください 。

他者との関わりのなかで、自分の常識外のことに刺激を受けたとき、そこに新たな気づきが生まれる可能性があるのです 。

完璧な正解を探すよりも、人と人との不完全な交わりのなかにこそ、次の一歩へのヒントが隠されています。

計算を超えた余白にこそ、私たちの本当の可能性は広がっているのです。

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