おはようございます、beataです。
先日、ある会社でお話を伺ったときのことです。
その方は、ご自身の業界も決して安泰ではないと、静かに、けれど強い意志を持って語られていました。
〝変わらなければいけない。でも、何をやるのが正解かはわからない。〟
それでも何かを始めようとする時、周囲からは、〝失敗したらどうするのか〟という声が聞こえてくるそうです。
皆さんは、このお話を聞いて、どのように感じられますか?
**意識の奥にあるブレーキ**
投資とは、避けるべきリスクなのか。
それとも、未来を引き出すための確かな歩みなのか。
経営者の本質とは、自ら種を蒔き(投資をし)、そこに新たな実り(リターン)を創り出すことにあると、私は感じています。
しかし、私たちの意識は、未知なるものに対して、無意識にブレーキをかけてしまうものです。
ただ、ここには一つの〝見極めるための静かなサイン〟が存在します。
**変わるべき時を教えてくれるサイン**
そのサインとは、お客様がまた来てくださるリズム、つまり、〝リピート率〟の中に隠されています。
もし、新しいお客様が定着しないのだとしたら、それは今の事業の奥に、まだ見つめていない課題があるという証です。
その状態で新しい投資をしても、リターンは見込めず、かえって悪評を広めてしまうかもしれません。
逆に、多くのお客様が繰り返し訪れてくださる時。
それは、あなたの提供する商品やサービスが、確かに満足を生んでいるという証拠です。
お客様が積み上がっていくこの状態の時こそ、さらなる投資をするべきなのです。
リピート率が高い時、投資をすることでしか、売上は増えていきません。
既存のお客様の単価を上げる新商品を開発するか、新規のお客様を獲得するか。
どちらを優先するのかを決めることが、会社の方針を決めるということです。
**留まることの危うさと、新しい視点**
しかし、ここに一つの落とし穴があります。
同じ人、同じ商品、同じサービスが続くと、人は次第に、飽きを感じてしまいます。
別の新しいものに興味が移り、ある日突然、お客様が離れてしまうことがあります。
これは、サービスがマンネリ化し、会社が変わらないことで引き起こされる現象です。
つまり、リピーターを維持し続けるためには、常に新しい何かを提供し続けることが重要なのです。
ここにおいて、私たちは気づきます。
**問題だと思っていたことは、視点を変えれば、まったく別の顔を見せてくれるのです。**
安定しているから、変わらなくていいのではありません。
〝現状を維持するためにこそ、新しく変わり続けなければならない〟のです。
安定している時こそ、次に飛び立つための風が吹いている。
そのように、世界を見るフィルターを少しだけ、変えてみてください。
投資の決断は非常に難しい経営判断ですが、最も最悪なのは、決断が遅れて経営が手遅れになってしまうことです。
手遅れになってからでは、一度会社をたたんで出直すしかなくなってしまいます。
何に投資するのかも大切ですが、〝いつ投資するのか〟も、とても重要なのです。
今日は少しだけ、ご自身の事業の〝お客様の顔〟を思い浮かべ、今が種を蒔く季節なのか、静かに問いかけてみてください。
本当の安定とは、同じ場所に留まることではなく、変わり続ける波に、柔らかく乗ることなのかもしれません。


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