サブスクの必要性

経営のはなし

おはようございます、beataです。

日々、膨大な決断に追われている経営者の皆様と、今日は少しだけ、思考の枠を外す旅をしてみたいと思います。

私が以前、本格的なトレーダーとして相場に向き合っていた頃のことです。

負けを確定させる、いわゆる「損切り」の際の、メンタル処理を学ぶ講座に、申し込もうとしたことがありました。

その講座に参加するためには、講師が指定する、月額数千円のサブスク(定額サービス)に加入することが条件でした。

解約の縛りもなかったため、私はとりあえず、その条件をのんで加入してみたのです。

しかし、そこで提供されていたのは、生活習慣の考え方や、西洋哲学、さらには仏教や神道などでした。

子育てや食育といった、トレーダーには一見、まったく関係のない情報ばかりが並んでいたのです。

最初は戸惑いましたが、静かに聴き進めていくうちに、それらがすべて、根底で関係していることに気がつきました。

勝てるトレーダーにとって本当に必要なのは、優れた手法を教わることではありません。

自ら作り上げた手法を、ただ淡々と〝やり続ける〟ためのメンタルこそが、何よりも重要だったのです。

これは、経営という孤独な営みにおいても、まったく同じことが言えるのではないでしょうか。

私たちは普段、自分にとって必要だと思える、好ましい情報ばかりを集めてしまいがちです。

しかし、自分の好きな情報だけを摂取していては、新しい気づきというものは、常に自分の想像の範囲内に留まってしまいます。

今やすっかり生活に定着したサブスクですが、その本当の利点は、使い放題であることではありません。

普段の自分なら決して選ばないような、〝自分が必要としない情報〟を得られることなのです。

サブスクだからこそ、「ちょっと聴いてみるか」と、自分の発想以外の情報にふれることができます。

全く違う角度から光を入れることで、思いがけない気づきを、得ることができるわけです。

もし皆様が今、組織やご自身のなかに、何か変化を求めているのだとしたら。

あえて、普段とは違うものにふれる機会を、静かに作ってみてはいかがでしょうか。

「自分にはできない」と固く決めつけていた壁が、「そうでもないな」と、柔らかく解けていくかもしれません。

そのささやかなきっかけとして、普段ふれないものに触れられるサブスクを、活用してみるのもいいですね。

答えはいつも、探すのをやめた景色の中に隠れています。

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