目標だけで満足してはいけない!

経営のはなし

おはようございます、beataです。

最近、ふとした瞬間に吹き抜ける風の音に、どこか季節の深まりを感じるようになりましたね。

今日は「業績を上げたいなら目標を立ててはいけない」という、

少し意外なお話について、一緒に深めていきましょう。

よくビジネス書などでは、

「まずは大きな目標を立てなさい」と書かれていますよね。

たとえば「今年の売上目標は〇〇億円だ」と掲げてはみたものの、

気づけば達成からはほど遠く、諦めがちになってしまう……

そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

世間ではよく『引き寄せの法則』のように、

『望む未来を強く描けば、向こうから現実が寄ってくる』と言われます。

けれど、実はここに大きな落とし穴が存在するのです。

人間の脳というものは、非常に純粋で、

『幻想』と『現実』の区別をつけるのがあまり得意ではありません。

映画を観て涙を流してしまうように、

脳は理想の姿をリアルに思い描いた瞬間、

「もうそれを達成した」と錯覚(さっかく)してしまうのです。

達成感という名の小さな安心に包まれた脳は、

目標に向かって泥臭く行動するための『意欲』を、失ってしまいます。

そう、目標を立てて満足することこそが、

私たちが本当に手に入れたかった未来を、遠ざけていた原因なのです。

目標とは、未来を約束する魔法の言葉ではなく、

現在地を照らし出すための『一灯(いっとう)のあかり』に過ぎません。

私たちが本当に手渡すべきなのは、素晴らしい夢ではなく、

足元を確かに踏みしめるための『視線』なのです。

もし、理想の姿を描くのなら、

同時に『それを阻む障害は何か』『どう乗り越えるか』という

具体的な計画(アクションプラン)をセットで立ててみてください。

夢という眩(まぶ)しい光だけでなく、

足元に広がる影(障害)を静かに見つめ直すこと。

それらを一つひとつ手繰り寄せるプロセスこそが、

幻想を現実に繋ぎとめる、唯一の架け橋となります。

今日、手帳を開いたら、

目標のとなりに『小さな具体的一歩』をひとつだけ、書き添えてみませんか。

静寂の中に落ちる一滴の水が、やがて大きな波紋となるように。

beata

税理士。
数々の投資経験をもとにお客様へ投資サービスを提供しようとしたが方向を変え、現在はお客様の売上アップなどの経営支援をメインに活動中。

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